【本から学ぶ】リーダーシップのやり方
更新情報(2020年1月14日)
- まとめ役を任されたが、リーダーシップを全く発揮できない。
- 将来リーダーシップを発揮できる人物になりたい。
- リーダーシップ論に興味がある。
上記の事を思っている方々向けに書いていきます。
*書籍「0秒リーダーシップ」を参考に書いた記事です。
今の日本に必要なものは間違いなくグローバル化と呼ばれています。海外の技術が進んでいる一方で、日本の技術は海外に遅れを取っている傾向にあり10年後にはGDPの順位も大幅にダウンすると言われています。
そんな時に必要になってくるのが、本記事で紹介するリーダーシップです。リーダーシップ論を学ぶ事で、チームのトップのみならずみんながリーダーシップを発揮する事で日本をグローバル化へと進めていきます。つまり日本全体がよくなっていくのです。
日本のためにも、全員がリーダーシップを発揮できる様に共に考えていきましょう!
2分ほどで読めると思います。
新しいリーダーシップ論とは
新しいリーダーシップ論とは、組織のトップの人や重役の人のみならずどんな人でもリーダーシップを発揮するという新しい考え方です。
リーダーシップを本書では「影響力の行使」と呼んでいます。つまり、他人に影響を及ぼすことの出来る人こそリーダーシップの本質という事を論じています。
この他人に影響力を及ぼす事のできる人は自発的に発言できたり、行動できたりする人のことを言います。また2次情報(他の人が語った情報)に惑わされず、自分が思ったこと、考えたことを論理的に話す人こそリーダーシップを発揮していると言えます。
リーダーシップのやり方
それではこの本から特に重要な具体的なやり方だったり、すべき行動を紹介していきます。
- リスクを取る
- 空気を壊す:破壊的イノベーション
- 嫌われる勇気を持つ
主に上記の3つが重要なので、順番に説明していきます。
リーダシップ①リスクを取る
「リスクを取る」と聞くとギャンブルの様で、あまりいいイメージを持たないかもしれません。
しかし、正しいリスクを取れる人はリーダーシップを発揮しやすいらしいのです。正しいリスクの例を挙げていくと・・・
別の分野からアイデアを持ってくる
これは、自分のチームがやっている分野から1度離れて見て、別の分野を取り入れる事はできないのかを考えてみるという事です。
新しい分野と今やっている分野を掛け合わせる事によって、革新的なアイデアを生み出す事ができる可能性が高まります。
ギャンブルにならないギャンブルをする
上の方でも述べたとおり、リスクを取るというのは一種のギャンブルに見られてしまうかもしれません。
しかし敵をよく調べて、論理的に正しいリスクを犯した場合どうでしょうか?危険度の低い賭けをする事ができますよね。
より成功確率が高い状態でギャンブルをすれば良いのです。
大胆な行動をする
大胆な行動というのは意外にも多くの人ができていない事です。
人には承認欲求があり、どうしても周りの目を気にしてしまいます。承認欲求があなたの行動力を激減させてしまっているのです。
承認欲求を完全に消す事は不可能ですが、一気に大胆な行動をしてしまう事で慣れていくしかない様です。
リーダシップ②空気を壊す
読者さんの中で「空気を読め!」と言われた事がある人はいないでしょうか?そんな人はもしかしたらリーダーシップ性があるのかもしれません・・・
空気を壊すという事は以下の様な事が挙げられます。
チームのルールを壊す
これぞまさに「ルールは破るためにある」です。
何かを変えるため、イノベーションを起こすためには必ず何かしらの変化が必要です。そのために、最も簡単なのは先駆者がルールを破って変えさせる事です。
この先駆者がルールを破った事で結果が伴えば完璧です。
暗黙の了解を壊す
コミュニティの中には暗黙の了解というものが存在する事が多いです。
例えば・・・
- 自社製品が売れないときに社員が買う
- 上司のいう事は絶対
- 残業はするのが当たり前
などなどたくさんあります。
こんな暗黙の了解を一瞬で消し飛ばす勇気がある人こそリーダーシップができるのです。
チームの雰囲気を壊す
もちろんここで言う「チームの雰囲気」というのは悪い雰囲気(ネガティブな雰囲気)を壊すという事です。
リーダーシップを発揮できる人の多くは楽観主義者である事が多いです。場の雰囲気もポジティブなモチベーションが溢れる雰囲気にできる人はとても大切です。
リーダシップ③嫌われる勇気を持つ
最後は「嫌われる勇気を持つ」という事です。
人は誰しも承認欲求というものがあります。 他人によく見られる事がいっぱいで、承認欲求が全くない人などいないはずです。
しかしリーダーは嫌われても自分が思った事をやり遂げるという特性を持っています。どんなに嫌われようとも結果を出せばいつかみんなその人についていきます。それが真のリーダーです。だからこそ、嫌われることを恐れずに挑戦してみましょう。
真のリーダーがやっている事
真のリーダーがやっている事は大きく分けて下記の3つです。
- 別の人から学ぶ
- 自分や他の人の体験から学ぶ
- 失敗から学ぶ
上記の通りです。
別の人から学ぶ
基本的に真のリーダーは、能力がある人の技術を習得する事ができます。能力がある人の技術は、どんどん真似していくべきなのです。
誰が能力がある人かが分からない時は本を読みましょう。本の著者は少なからず成功者である可能性が高いです。なので本の内容を吸収して行くことによって、自分自身の能力が上がり、他人を動かせる様になります。
本を読む意味については下記の記事を参考にしてください。
本を読む意味について:月に本を30冊読む大学生が語る:読書効果は「習慣力」と「継続力」だった件
自分や他の人の体験から学ぶ
体験というのは大変価値のあるものです。 実際に体験したり、体験した人の話を聞くのは非常に大切なことです。
自分で体験する場合は、リスクを背負って体験する必要があるかもしれませんが、他人の体験であればすでに実証してくださっている先人たちがいるわけですから、リスクは0です。
上の章でも述べましたが、先人たちの経験を習得する1番早い方法は本を読むことです。真のリーダーになるために本を読みましょう。
失敗から学ぶ
失敗から学ぶ事は非常に多いです。
失敗を経験しないで成功したものは、次失敗してしまうかもしれません。しかし、失敗を経験した人は同じミスをする事はありません。
「失敗は成功の母」ということわざは、きっと間違いではないでしょう。
まとめ
いかがでしたか?リーダーシップの本質について少しでも理解できていただけたら嬉しいです。
新しい時代と共にリーダーシップの定義が変わりつつあります。1人ではなくみんながリーダーシップを発揮する時代です。
この記事を読んでくださったあなたならきっと、今からリーダーシップを発揮できるはずです。まずは勉強して、それをルールに縛られずに行動して見ましょう!
本記事の参考書籍
本日は以上になります。